真実存主義【第1章】
ガブリエルの主張
- 「心」とは心的語彙の集合
- 包括的用語
これが1個の現象や実在として現れることはない - 心的語彙は明確な輪郭や対象領域を持たない
「意味の場」に現れることはない = 心的語彙ひとつひとつは存在しない - 意味の場の系列(=存在スペクトル)全体にまたがって存在している
- 科学の対象領域である「宇宙」にも全ての意味の場の意味の場と仮置きした「世界」にも属さない
- しかし「精神」1の一部は「宇宙」にも属している
- 包括的用語
真実存主義
- 包括的用語が1つの現象や実在としては存在せず、集合として複数の意味の場に跨がり存在(?)している
- 「心」を意味の場に出現させることは形而上学多元論をとるのに等しく、回避の戦略という点で自然科学と変わらない
包括的用語の存在する意味の場を定義することを避ける
用語
疑問点
- 「精神」と「心」は結局何が違うのか
意味の場の系列に存在しているのはどっちなのか